ホームページ(WEBページやWEBコンテンツ)を作る前に、まずは、ここの「HP作成の予備知識」をひと通り読んでいただけると嬉しいよね..

■ 14.著作権法について..

え〜..HP作成質問箱に著作権についての質問がありましたので、誤解のないように、質問を交え、もう少し詳しく書いて見ます。
かなり長くなりましたが、これを読んでいただければ、少しは著作権法がどういうものかわかるでしょう。

マンガのシーンをデジカメでとって、載せるのはダメなのでしょうか?

ダメです。
どんな形であっても、著作権が付きまといます。
無断で使用することは許されません。

では、漫画のシーンをデジカメで撮るのではなく、ペイントなどで描いたのをHP上に載せるのは駄目なんでしょうか?

これも基本的にはダメなんですよ。
個人で楽しむ場合のみ許されているんです。

インターネットは、自分だけじゃなく、いろんな人が訪れるでしょう?
自分以外の人がそれを見たり楽しんだりできる場合はダメです。
ここまでが、基本。

応用編。(笑
たとえば、ドラクエのキャラを書いてHPに載せたととします。
その絵がとても似てる場合、この時点でアウト。
その絵が似てなくても、説明があったりして、その絵がドラクエのキャラだとわかればアウト。
とても似てなくて、ドラクエのキャラだとわからなければOK。
です。

これらは著作権の常識であり、著作権は『法律』で守られています。

固く言うと、
これらすべて、個人(自分自身)のために行う行為は許されています。
だが、自分以外の人に見せたり配布したり、聞かせたりするなら著作者の許可が要ります。
これも著作権法という国の法律で守られています。
作者の許可を得ないで流布することは禁止です。

固く言うと、法律を犯していることになり、作者が訴えることもできますし、裁判で負ければ損害賠償請求もありえます。

となると、このページ(某HP)のゲームキャラ集で配布されている、約2500個の掲示板用アイコン。これは全て著作権に引っかかっている、ということになるのですか

著作権に引っかかっているかどうかと言うご質問なら、
もちろん、しっかり著作権法に引っかかってます。(笑



よくゲームキャラなどをHPに載せてるページを見ます。
これを作者の許可を得ないで行う行為は原則『違法』です。
これは、絶対です。

では、なぜ犯罪なのに問題にされないか?ということです。
これにはいくつか理由があります。

1.利害関係が共通している。
2.多すぎてすべて摘発できない。
3.著作者が相手を訴えることに対し、マイナスイメージをもたれる可能性がある。

というようなことが考えられます。

ただし、これらの判断は、使う側にあるのではなく、著作権を持ってる側が判断することです。
上記の3点は可能性があるというだけで、相手側がそう思ってることではありませんし、それが当たり前でもありません。
ですから、許可を得ないで使用すればいつでも相手側は訴える権利を持ってることになります。

ここから下は、解りやすくする為に、私の主観(考え)を混じえながら話していきますので、これと同じ事を作者(著作権者)が思っていると誤解をしないようにしてください。

  1. 利害関係が共通している。

    たとえば、その人(HP作成者)がそのキャラを使ってお金儲けをしていたらどうでしょう。
    作者は、当然気に入らないわけです。
    自分が作ったもので自分が儲けるのはいいが、断りもなく使用されて、その事により自分以外の人が利益を手にすることは自分の利益を妨げてることになります。

    こういうことを無くすためにできた法律が著作権法なのです。

    では、利益をもらってなければどうでしょうか?
    この場合、判断が難しくなります。

    みんなに知らしめることにより、広告塔の代わりになります。
    ありがたいことです。
    より有名になり、作者の利益が増えることになれば訴えられる可能性は少ないでしょう。

    ただし、これはあくまで私の意見で、作者がそれすらも気に入らないとすれば、元々違法行為な訳ですから、いつでも訴えられる可能性があるわけです。

    では、みんなに見せることは広告塔としての意味しかないのでしょうか?

    答えはノーです。

    HPでみんなに見せることにより、作者が作ったグッズの必要性がなくなり、みんながHPで済ませるようになり、結果としてグッズが売れなければ、利益を妨げていることになります。

    この場合、訴えられる可能性は高くなってきます。

    ただし、「2.」、「3.」に書いたように訴えることが得策かどうかという問題が残ります。

  2. 多すぎてすべて摘発できない。

    いざ、裁判などをして訴えようとしたとき、作者はもちろん損得を考えます。
    裁判するにしても費用と時間、それなりの労力が掛かります。
    それらを使ってでも相手を訴えることが得なのかどうなのか。

    その数が多ければ多いほど手間暇が掛かりますので結局損得勘定になります。
    また、賠償請求を取れる相手かどうかというのも考えます。

    では、相手からお金を取れないとなれば、訴えられないのでしょうか?

    これも答えはノーです。

    そういう行為が作者の利益を妨げてる場合は、見せつけのために裁判を起こすケースがあります。
    この場合は、取れる取れないではなく、相手を訴え、2度とその行為をできなくしたり、お金が取れないなら、禁固刑(留置場)に入ってもらい、犯罪者としての烙印を押すという行為に出ることも考えられます。

    それならば、たくさんの人を集めみんなが集団でそのような行為に及んだ場合はどうでしょうか?
    多すぎて、手間暇掛かるから訴えることをやめるでしょうか?

    これも、ノーです。

    そういった場合は、見せつけのために、ある程度的を絞り、その一部を
    訴えるということがあります。
    要するに、やり玉に挙げるわけですね。

    この場合は、誰が訴えられるかわかりません。
    運がよければ、その的に当たらないかもしれません。(笑

    でも、違法行為には変わりはないわけで、その時たまたま免れても、続けてるようであれば、いつもびくびくしていなければなりません。

    そんな人生楽しいですか?(爆
    それとも「見つからなければいいんだよ!」ですか?(笑

  3. 著作者が相手を訴えることに対し、マイナスイメージをもたれる可能性がある。

    こういう違法行為を行っているページは、ほとんどが個人ページです。
    著作権法というものも、きちんと知らないという場合もあります。

    だからといって免れるかといったら当然免れることはできません。
    車の免許を持ってる方ならわかると思いますが、制限速度のある道をその速度をオーバーして、警察に捕まった時、「知らなかったんです。」で通りますか?
    通らないですよね。

    え、著作権には免許なんてないんだから、「知らなかったんだよ!」ですか?(苦笑

    じゃあ、人を傷つけたり、怪我をさせたり、人のものを盗ることも免許がありませんよね。
    「知らなかった」ですみますか?

    日本も当たり前ですが法治国家、要するに法律があるわけです。
    生まれたときから、その法の元で生きてるわけです。
    それを知らなかったでは済まないのです。
    知らないなら勉強してください。(笑

    もちろん、少年法などもありますが..

    著作者が相手を訴えると嫌なイメージを持つことがあります。
    また、反対にしっかりしている。とプラスイメージを持つこともあります。

    要するに、相手を訴えることが今後作者の利益を増大させるのかどうか..もちろんお金だけが目的ではないでしょうが、自分にとってプラスかどうかを見極め、どうしてもマイナスイメージが強く今後の展開に影響を及ぼすようであれば、訴えることを断念するかもしれません。

    ただし、これもすべて作者の判断な訳で、こちらが勝手に想像して、結果相手に訴えられることになっても私は責任持ちませんからね。(笑

長くなったのでまとめます。

すなわち、許可を得ないで第3者に流布する行為は、

  1. 違法行為に変わりはない。ということ。
  2. 訴えられるかどうかはすべて著作者の判断に掛かっていること。
  3. 訴えられない(捕まらない)から、認められているということにはならないこと。

以上の3点は、確かだということ。です。



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