■ スキンボードの解説 |
自作掲示板を手がけることを決意したのはよかったのですが、それからが大変でした。 掲示板の機能に何が必要か?から始まって、どこでどのような処理が必要か?、どうすればこの機能ができるのか?..など Perlの勉強を必死になってやりました。 わからないことだらけだし、ちょっと改造しては動かなくなって、また、一から見直したり、試行錯誤の連続でした。 とりあえず、形になってきたのは2ヵ月後ぐらいでした。 そして、最初に誕生したのが、「メッセージボード」だったのです。 とりあえず、掲示板としての最低限の機能しかありませんでしたから、実際に使ってみると非常に不便でした。(苦笑) 初めて作る掲示板だったため、作成することがメインで充実した機能は二の次でした。 そこで、さらに改造をし続けて、記事の訂正、削除、検索、管理機能などを追加し、ようやくまともに使用できるようになりました。 しかし、このメッセージボードは、まだ、スキンを作るというところまでは行きませんでした。 デザインはすべてCGIに埋め込んでそこで処理させようとしてました。 自分が作ったのだから改造できるだろうと.. ところが実際にやってみるとこれがかなり面倒な作業だとわかりました。 背景を変えたりタイトルを変えたりぐらいならいいが、メッセージの表示形式まで変えようとすると、かなり管理が大変となったからです。 「うう〜ん..、しょうがない、メッセージボードはこのままで行こう!」と踏み切りました。(^^ゞ そうして、メッセージボードは、日の目を見ました。 ところが、掲示板を作るときにどうしても追加したい機能がありました。 それは、自動メール送信機能(sendmail)です。 私は、掲示板をいくつも持ってましたから、それらの掲示板に新規メッセージがあるかどうかをいつも巡回しなければなりませんでした。 このとき、すでに掲示板は5つになっていました。 新規メッセージが有っても無かっても、定期巡回をしていました。 ところが、これがけっこうな作業なのです。 「なんとか、新規メッセージを楽に確認する方法はないのか?」というひとつの方法がsendmailだったのです。 ところが私が最初に借りてたプロバイダは、sendmailをセキュリティの問題があるからという理由で使用できませんでした。 そして、代替策として考えたのが自動連絡掲示板だったのです。 新しい投稿があれば、そのメッセージを記録すると同時に共通の掲示板に投稿があったというメッセージを書き込むことでした。 もちろん、このメッセージボードは自作でしたから、この頃には、そういう機能を組み込むだけの技術は身についていましたので試行錯誤の末、追加することに成功したのです。 |