※CGI設置の詳しい解説は、「CGI(Perl)の解説」にあります。
また、「HP作成の予備知識」なども参考にしてください。
■ FCP Ver2.1 (File Compare coPy)
◆ 概 要
- 2つのフォルダ間のファイルを比較し、旧新のチェック後、比較結果の確認画面が表示ができます
- 同様に、そのままコピー・移動・ミラーリングコピーができます
- 実行対象ファイルの選択状態を簡単に反転することができるため、比較結果を無視した処理を実行することもできます
- 比較結果の表示をせずにいきなり実行ができます
- 比較対象ファイルにマスクをかけることができます(ワイルドカード)
- 転送元と転送先のフォルダを反転させることができます(反転)
- 転送元と転送先を逆転させた処理も可能なため、ファイルを更新前の状態に簡単に戻すことができます(リバース)
- 日付・サイズの違いがチェックできますので簡単なウィルスチェックにも使用できます
◆ 機 能
前もって比較結果を一覧形式で確認することができます
- 《比較対象項目》
-
- ファイルの更新日・時刻
- ファイルのサイズ
- 以下の条件のオン・オフができます
-
- 更新日が新しいファイル
- ファイルのサイズ
- 更新日が同じファイル
- 更新日が古いファイル
- 転送元にしかないファイル
- 転送先にしかないファイル
- ファイルサイズが一致しないファイル
- ファイル名のマスク機能(ワイルドカード)
- 転送元と転送先を反転させた処理(リバース)
- 《追加機能》
-
- 処理内容が記録でき、再実行が簡単に行えます
- 処理内容の記録は20種までできます
- 処理内容の記録・呼出・変更・削除用のメンテナンス画面を用意しました
- 比較結果の確認画面で処理選択マークを反転させるボタンを追加しました
(選択状態を1ファイル単位で反転させることができます) - 比較結果の確認画面に、処理実行後の最新状態を確認するための、「最新」ボタンを追加しました
(これにより比較チェックの確認画面を再度表示する必要がなくなりました)
◆ 製作後記
MS-DOS時代に作成した「FCP」をWindows版として再作成いたしました。
このソフトは、私が10年程前にC言語で作成したものでWindowsになった今もDOS窓で愛用していたものです。
その当時、MS-DOSのワイルドカードコピーは、無条件コピーのため、
- サイズの大きなファイルが含まれている場合、時間がかかる
- 日付の古いものでも上書きしてしまう
等のような不満がありました。
そこで、「前もって日付の旧新がチェックでき、条件を指定したコピーが簡単にできないか」が作成のきっかけでした。
その後、チェックのみができる、チェック表示をカラーにする、双方に存在するもののみコピーができる、古いもののみコピーができる、コピーだけでなく移動もできる等の機能を追加し、最終的には、PC-9801、IBM両対応にまで機能拡張を図りました。
長い間自分自身が使用していて、かなり使い勝手がよかったので、フリーソフトとしてNiftyServeにアップロードしましたところ、「ログイン」という専門書に掲載していただきました。
まもなくして、パソコンはWindows時代を迎えたのですが、それでもDOS窓が残っていましたので特に不満もなく便利なツールのひとつとして使い続けていました。
ところがその半面で、さすがに「DOS版ではな〜っ。」という気持ちが日増しに強くなっていたのは、事実でした。
仕事でVisualBasicやC言語での開発も手がけていたのですが、あまりにも環境がでかすぎて、ツール作成を行う気にはなれませんでした。
フリーソフトもいくつかダウンロードして使ってはみましたがどれも手になじめず、「何かWindows上で簡単にプログラムができるようなものはないか」と、長い間、悶々としていたところ、とある本屋さんで「HSP」に出会い「うん、これならツール作成にぴったりだ!」と製作するきっかけとなったのでした。....
従って、このソフトの機能面、操作面ですでに必要な機能がわかっていることと、MS-DOS版の機能をそのまま継承している部分も多く公開と同時にバージョンがVer2.1となってしまいました。
◆ 謝 辞
私の愛した自作ソフト「FCP」がWindows版として生まれ変わり再び世の中に公開できるようになったのも、新しい開発環境「HSP」を提供してくれた「おにたま」さん、また、「HSP」の著書を発行してくださった?秀和システムの方々にここでお礼を申し上げます。m(__)m ペコリ
って、誰も聞いていないって。(^^ゞ