※このサンプルの解説は、「CGI(Perl)の解説」をすべて読み終えてる方を前提としています。

■ ファイルのパーミッション変更ツール

サーバーにアップしているファイルやサーバー側で自動作成されたファイルのパーミッションブラウザだけで変更するツールです。

サーバー側で自動作成されるファイルが、サーバーによってはFTP接続で変更できない場合があります。
そういった場合に利用するといいでしょう。

このツールは、サーバー側で実行されるため、サーバー側で自動作成されたファイルなら問題なく変更できます。
また、FTP接続を使いませんから、別の場所や別のパソコンからも操作ができます。
ただ、その場合は「セキュリティ」面で注意が必要ですが、このサンプルでは「ユーザーID」と「パスワード」で保護してます。

【 解    説 】

まず、「HTML」で変更したいファイル名と、パーミッションを入力するフォームを作ります。
また、この処理を勝手に使われる事を避けるため、「ユーザーID」と「パスワード」の入力ボックスも用意し、管理者権限でなければ使用できないようにします。

入力フォームの記述サンプルは次のような感じ。
<form method="post" action="fpermit.cgi"> ファイル名:<input type="text" name="filnam"><br> パーミッション:<input type="text" name="fmod" size="4"><br><br> ユーザー名:<input type="text" name="userid"><br> パスワード:<input type="password" name="userpwd"><br><br> <input type="submit" value="変更"> </form>

このフォームから入力されたパラメータを取得するにはいくつかの特殊な処理が必要です。
パラメータの取得方法や分離方法は「CGIサンプル」−「投稿フォームの作成」で解説していますのでここでは省略します。

1個のファイルのパーミッションを変更する命令は次のような記述方法を取ります。
chmod (パーミッション),(ファイル名);

具体的には、次のような感じです。
chmod 0755,"index.html";

リストを使用する場合は、次のような感じです。
@flist = ("page1.htm","page2.htm","page3.htm") chmod 0755,@flist;

取得したパラメータを使用してパーミッションを変更する場合は、次のように記述します。
chmod eval("0$prm{fmod}"),$prm{filnam};

「eval("0$prm{fmod}")」は、パラメータが文字列で入ってくるため、パーミッション記述でよく使われる「8進数」表記に変換する「ひとつの方法」です。

次にチェックするための「ユーザー名」「パスワード」を、使いやすいように次のようなそれぞれの変数にセットしておきます。
$userid= "test"; $userpwd = "test";

入力された「ユーザー名」「パスワード」が先ほどの変数と一致しているかどうかのチェックは次のような「if」文で切り分けます。
if (($prm{userid} eq $userid) and ($prm{userpwd} eq $userpwd)){ }else{ }

これに、結果表示なども組み込むと次のような感じになります。
if (($prm{userid} eq $userid) and ($prm{userpwd} eq $userpwd)){   chmod eval("0$prm{fmod}"),$prm{filnam};
  print "変更完了!<br><br>\n";   print "ファイル名:$prm{filnam}<br>\n";   print "パーミッション:$prm{fmod}<br>\n"; }else{   print "<h3>ユーザーID、パスワードが違います。</h3>"; }

では、まず入力用のフォームを「HTML形式」で作成します。
ファイル名は「fpermit.html」とするといいでしょう。

【記述サンプル】
<HTML> <HEAD> <title>ファイルのパーミッション変更</title> </HEAD> <BODY> <div align="center"> <h4>【ファイルのパーミッション変更】</h4> </div> <table cellpadding="8" border="1" align="center"> <tr> <td bgcolor="#eeeeff"> <form method="post" action="fpermit.cgi"> ファイル名:<input type="text" name="filnam"><br> パーミッション:<input type="text" name="fmod" size="4"><br><br> ユーザー名:<input type="text" name="userid"><br> パスワード:<input type="password" name="userpwd"><br><br> <input type="submit" value="変更"> </form> </td></tr></table> <br> </BODY> </HTML>

次に、入力フォームのデータを取得してパーミッションを変更するするCGIを作成します。
ファイル名は「fpermit.cgi」にしてください。
【記述サンプル】
#!/usr/bin/perl $len = read(STDIN, $param, 1024); $param =~ s/%([A-Fa-f0-9]{2})/pack("c",hex($1))/ge; @plist = split(/&/, $param); foreach $strdat (@plist){   ($key, $val) = split(/=/, $strdat);   $prm{$key} = $val; } $userid = "test"; $userpwd = "test"; if (($prm{userid} eq $userid) and ($prm{userpwd} eq $userpwd)){   chmod eval("0$prm{fmod}"),$prm{filnam};   print "変更完了!<br><br>\n";   print "ファイル名:$prm{filnam}<br>\n";   print "パーミッション:$prm{fmod}<br>\n"; }else{   print "<h3>ユーザーID、パスワードが違います。</h3>"; }
◆実行結果について

上記のサンプルをそれぞれ「fpermit.html」「fpermit.cgi」という名前で保存して実行してみてください。

実行結果はこちらをクリックしてください。
このサンプルはパーミッション変更の命令を止めてますので、結果が表示されるだけで、実際にパーミッションが変更できるわけではありません。
なお、実行結果については、各々のサーバーの環境、ユーザーの環境にによって内容は変わってきます。


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