※スタイルシート、スタイル属性の詳しい解説は、「HTMLの解説」にあります。

■ DTD(Document Type Definition)について

DTDとは、「Document Type Definition」の頭文字を取った略号で「文書型の定義」と呼ばれます。

インターネット上のページを閲覧するソフト、ブラウザには様々なものがあり、当初の文字だけの閲覧から、現在は画像や動画など様々なコンテンツが閲覧できるようになっています。
これらは、市場占有率を獲得するがため、各製作者たちがその技術を争い、進化を遂げてきた結果です。

しかし、それが故いろいろな弊害も生まれました。
ブラウザによってその機能の違いにより動作するものと動作しないもの、ページデザインが思うように表示されないなど、ブラウザの違いをページ製作者が考慮して作成しないといけなくなってきたことなどです。

この違いが大きくなればなるほどブラウザ別にページを作らなければならないなど、無駄な作業が増えてきます。

そこでW3Cが勧告を行い、タグはあくまでも文書構成のみを定義し、デザインについてはスタイルシートで定義するように方向付けられました。
この定義がDTD(Document Type Definition)です。

DTDはホームページ(WEBページ)の一番最初に記述し、ブラウザがそのページを表示する際にどういう定義で作られたページかを解釈し、それにしたがってページ表示やデザインを決めていきます。
関係するのは、タグ、スタイル属性、Javascriptです。
そのため一部のブラウザでしか閲覧できないような特殊な機能などはできるだけ排除するようになってきています。

このDTDは、私がインターネットで調べた限り、解説に一貫性がありませんし、ブラウザの違いやそのバージョンよっても動作が異なるようなので、正確な解説ができません。
ご自分で動作テストをするしかないようです。

HTML4.01に限っては、DTDの記述は大きく3種類で、それぞれURL付きの記述とURLなしの記述があります。

DTDについては次のリンクなども参考にしてください。
 「HTMLクイックリファレンス」−「<!DOCTYPE>
 「TAG index」−「HTMLのバージョンを宣言する
 「初めてのホームページ講座」−「DTDの基本」、「DOCTYPE
◆ Strict DTD
【記述方法】
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN" "//www.w3.org/TR/html4/strict.dtd"> <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN">

厳格な記述方法で、非推奨要素や属性などを記述しても無視されます。
HTML4.01の基本仕様に沿った記述をしなければなりません。
タグの大文字小文字の違いも認識するためかなり正確に記述する必要があります。 フレームページには使用できません。
URL(アドレス)を記述している場合としていない場合では認識されるタグスタイル属性が違うようです。

◆ Transitional DTD
【記述方法】
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "//www.w3.org/TR/html4/loose.dtd"> <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">

HTML4.01の記述と現在のブラウザの互換を取るための記述方法で、HTML4.01以外のタグも認識されます。
正確なHTML4.01の記述になれてない方はこれらの記述を推奨します。
フレームページには使用できません。
URL(アドレス)を記述している場合としていない場合では認識されるタグスタイル属性が違うようです。

◆ Frameset DTD
【記述方法】
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Frameset//EN" "//www.w3.org/TR/html4/frameset.dtd"><br> <!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Frameset//EN"><br>

Transitionalと同じですが、フレームセットが使えます。
フレームページの場合はこの記述になります。
URL(アドレス)を記述している場合としていない場合では認識されるタグスタイル属性が違うようです。

◆ 動作の違うタグ(Internet Explorer 6.0)

ここでは、経験に基づいて動作が違うタグを記述していきます。

※現在、調査中です。

◆ 動作の違うスタイル属性(Internet Explorer 6.0)

ここでは、経験に基づいて動作が違うスタイル属性を記述していきます。

white-space: pre;
○Transitional DTD URL付き ×Transitional DTD URLなし

※現在、調査継続中です。



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