■ 12.右クリック禁止のソースを覗く方法。
ここのHPの「JavaScriptサンプル」にも右クリック禁止の方法を2種類紹介しています。
しかし、「右クリック禁止はブラウザが持っている便利な機能を殺してしまいますから、使用しないほうがいいですよ」と注意してます。
「なら、紹介するな!」と言われそうですが..(笑)
それでも右クリック禁止をしているページをちらちら見ます。
私自身、右クリック禁止をして欲しくないので、これが無駄なことなんだと知らせるためにも、そのソースを覗く方法をいくつか教えます。
この方法は特殊な方法でもなく、ブラウザが標準で持ってる機能ですので一度試してみてください。(笑)
ただし、IE(Internet Explorer)の方法なのでNN(Netscape Navigator)の方はヒントとして読んでください。
まず、右クリック禁止のページを開いておいてください。
- コマンドメニューの「表示」−「ソース」をクリックする。
単純なページならこれでソースを表示できます。 もし、そのページがフレームを使用してたら、直接ソースを覗くことができませんから、そのフレームページのソースを見て、各フレームのページアドレスを確認します。
このときHTMLの知識が必要になります。
フレームページのHTMLはこのサイトの、「HTMLの解説」−「11.フレーム(画面分割)」で解説していますので読んでみてください。そのアドレスを元にブラウザのアドレスを変更します。
該当するページが表示されましたら「1.」と同様、コマンドメニューの「表示」−「ソース」をクリックするとソースが表示されます。ほとんどのページがこの方法でソースを覗くことができます。
別の方法は、
- コマンドメニューの「ファイル」−「名前を付けて保存」をクリックして、わかりやすい場所に名前をつけて保存します。
すると、そのページとそのページに必要な画像フレームページなどがすべて取得できます。
それらを同様の方法で覗けばいいのです。次にちょっと変わった方法としては、
- コマンドメニューの「ツール」−「インターネットオプション」をクリックし、「全般」−「インターネット一時ファイル」−「設定」をクリックします。
次に、「ファイルの表示」をクリックしますと、今までに表示してきたファイルが一覧表示されますので、該当ページ(ファイル)を探します。
このとき、コマンドメニューの「表示」−「詳細」をクリックしますとインターネットアドレスや日付なども表示されますので、並び替えて簡単に探すことができます。
見つかりましたら、ダブルクリックで表示させ、同様に「表示」−「ソース」でソースを表示します。
さらに、特殊な方法としては、
- ダウンロード専用のソフトを使用してページ丸ごと取り込んでくるという方法もあります。(笑)
ダウンロード専用のソフトはフリーソフトでも結構いいのがあります。
私が知っているものに「Reget」、「Iria」、「Flashget」などがあります。
「Vector」や「窓の杜」などで探せばもっと簡単なソフトも見つかるかもしれません。ダウンロードした後は、好きなようにファイルを覗けばいいのです。
- 私が作成したツールを使用する
新しく、このサイトに「WEB開発における調査ツール」−「WEBページのソース表示」というツールを公開しました。
これを利用すれば、相手のページに行くことなく直接ソースだけを表示できます。
《注意事項》
特に画像などは、作者がはっきりしているものや、著作権表示を書いているものがありますので、例えダウンロードできたとしても無断で利用することは犯罪ですのでダメです。
また、ソースについては、一部の特殊なJavaScriptなども著作権を行使する場合がありますので注意してください。