※このサンプルの解説は、「CGI(Perl)の解説」をすべて読み終えてる方を前提としています。
  後になるほど省略されている場合がありますのでできるだけ順番に読んでください。
  また、実行に際しては、サーバーでPHPが利用できる事を前提に解説しています。

■ 文字列の結合

今回は文字列の結合を解説します。

implode((区切り文字列), (配列変数))

文字列を格納した配列を区切り文字を挟みながら結合し、変数にセットすることができます。

join((区切り文字列), (配列変数))

「implode()」関数と同義です。

上記の関数は言葉で説明するよりサンプルを見てもらったほうが解かりやすいと思います。

【 解    説 】

まず、次のような配列データを用意します。
$flist[0] = "0001"; $flist[1] = "John"; $flist[2] = "35";

このデータを「join()」関数でを使い結合する場合は、次のように記述します。
$strbuf = join(",", $flist);

また「タブ」で結合する場合は次のように記述します。
$strbuf = join("\t", $flist);

KENT WEB」さんの掲示板のCGIなどでは「<>」という2文字の記号を使い区切っていたりします。
そのような場合も次のように記述して結合することができます。
$strbuf = join("<>", $flist);

例えば、変数ではなく、複数の変数にセットされていたとしても、次の方法を取れば一度に結合することが可能です。

$flist1 = "0001"; $flist2 = "John"; $flist3 = "35"; $strbuf = join(",", array($flist1,$flist2,$flist3)); print "$strbuf<br>\n";

この時の「array()」は、列記された変数や文字列を配列として返す関数です。

上記の命令を確認するため次のようなサンプルを作ってみました。

【記述サンプル】
<?php print <<< END_DOC <HTML> <HEAD> <title>文字列の結合</title> </HEAD> <BODY> END_DOC; $flist[0] = "0001"; $flist[1] = "John"; $flist[2] = "35"; $strbuf = join(",", $flist); print "$strbuf<br>\n"; $strbuf = join("\t", $flist); print "$strbuf<br>\n"; $strbuf = join("<>", $flist); print "$strbuf<br>\n"; $flist1 = "0001"; $flist2 = "John"; $flist3 = "35"; $strbuf = join(",", array($flist1,$flist2,$flist3)); print "$strbuf<br>\n"; print <<< END_DOC </BODY> </HTML> END_DOC;
◆実行結果について

上記のサンプルを「strjoin.php」という名前で保存して実行してみてください。

実行結果はこちらをクリックしてください。
なお、実行結果については、各々のサーバーの環境、ユーザーの環境にによって内容は変わってきます。


page update:2019/01/09 19:55

Copyright (c) 2000-2009, all Rights Reserved & Produced by atom