■ 用語集
icon- アイコン
画面上に表示されている小さな画像のことで、WindowsやMacならこれらをクリックしたり、ダブルクリックすることにより処理が実行される。
写真などの画像を小さくしただけのものは、アイコンというよりはサムネイルと呼ぶ。
- 圧縮/解凍
コンピュータで作成されたファイルを配布するとき、ファイルサイズが大きいと送受信に時間がかかります。
また、以前はフロッピーディスクでデーター交換することが多く、大きいサイズのファイルは1枚のフロッピーディスクに納まらない場合などがありました。
そこで、古くから研究開発されてきたのが圧縮技術です。
圧縮には、次のような、大きく3つの機能があります。1.ファイルサイズを小さくするという機能。
(コンプレスとも呼ばれる。)
2.複数のファイルを1つにまとめてしまう機能。
(アーカイブや書庫とも呼ばれる。)
3.データを隠蔽してしまう機能。
(書庫として梱包し、ファイルの内容を表面上隠す。)圧縮を行いますと、データの内容によりますが、ファイルサイズが10分の1以下になる場合もあります。
ただし、GIF、JPEGなどの画像ファイルは、もともと画像データを圧縮するために生まれた記録形式ですのでこれらのファイルは、圧縮してもほとんど効果が上がりません。
これらの画像データでは、複数のデータを1つにまとめるという書庫としての使用方法がメインになります。圧縮には、圧縮後の拡張子でその方式を呼ぶケースが多く、LZH、ZIP、CAB、TAR、GZ、RARなど、今までにいろんな方式が開発されてきました。
その中でもデータを圧縮する一般的な方式としてよく使用されるのが、LZH、ZIP、CABです。
LZHは、吉崎栄泰氏がMS-DOS時代から開発されている、唯一の国産方式で日本国内で広く使用されています。 ZIPは、海外で最も広く使用されている圧縮形式です。
CABは、後発ですがあの有名なMicrosoftが開発した圧縮形式でWindows内に使用されています。
しかし、あまりに後発であったこと、技術の公開がなされていなかったことからWindows以外、あまり使用されていません。圧縮ソフトで圧縮されたファイルを元に戻す作業を解凍といいます。
自動解凍という方式で圧縮されたファイルなら、解凍ソフトなしで解凍できます。【参考ページ】 HP作成に関するソフト、圧縮・解凍ソフト(フリー、無料)
- アップ(ロード)
正式にはアップロード、略してアップ。
自分のパソコンにあるファイルなどをサーバーに転送することを言う。
アップする、上げるとも言う。
- アンカー
ページ内の特定の位置を指す名前。
アンカーを設定しておくとどこからでもその位置をダイレクトに表示することが可能となります。
- 入れ子
プログラムや数式で使われる括弧の順番の規則を言う。
A、B、Cという箱があって、A、BをCの箱に入れるときは、Cの箱が一番外側にくる。あたりまえ?
このような記述方法を「入れ子にする。」という。
(う〜ん。わかったような、わからんような。)(-_-;)
- イベント
詳しい説明は「DHTML(DynamicHTML)サンプル」−「DHTML(DynamicHTML)について」を参照してください。
- インストール
パソコンにソフトをコピーしたり、セットアップ(環境設定)を行うことをいいます。
一般的には、これらの2つの動作が完了してソフトが正常に動くようになるのですが、ソフトウェアの多くは、これらの作業が簡単に行えるように自動化されています。ソフトによっては、コピー作業が複雑なため、それらが自動化されているだけのインストールもありますので、その場合は、自分たちが環境設定を行わなければなりません。
- インタープリタ
実行形式の一種の呼び名。
命令のひとつひとつを翻訳しながら実行するタイプである。
翻訳(コンパイル)作業を必要としない開発形態で、ソースコードのまま実行する形式を言う。
コンパイル言語より、開発作業が簡単ではあるが、その実行形態から、実行速度が遅いのが難点である。
とは言え、今のマシン(コンピュータ)の性能では、比較しなければ遅いとは感じないレベルだろうし、最近の言語であれば、その処理すらも高速実行できる仕組みが裏側に組み込まれていたりする。
もともと、Microsoft(ビル・ゲイツ)が最初に開発した「BASIC言語」で初めて使用された実行形式で、この方式が世に生まれてこなかったら、今の多くのスクリプト言語は生まれて来なかったのではないか、とすら筆者は思っている。
現在のBASICなどはインタープリタでありながらコンパイルも可能という柔軟な開発形態を持つ。
- エンコード、デコード
エンコードとは文字列をある規則にしたがって別の文字体系に変換することを言い、デコードはその逆を行い、元の文字列に戻すことを言います。
- オートインクリメント演算子、加算子、減算子
「CGI(Perl)の解説」−「9.演算子」をご参照下さい。
このサイトの「PHP関連サイト」−「【リファレンス】」−「PHP マニュアル」を参照し、「言語リファレンス」−「演算子」−「加算子/減算子」を参照して下さい。
- オープンソース
開発形態の1種で、そのソフトウェアのプログラムソースや技術資料、開発方法などを幅広く公開し、有志たちの手で自由に開発していく形態を言う。
無料であることが多く、人気のあるソフトは、お互いの意見交換をしながら、自分たちが使いやすくなるための機能が次々と盛り込まれていくというメリットがある。
ただ、新しいバージョンの場合、動作不良や不具合が出るケースも多い。
- カラーコード
「#FF00FF」などと表記されるカラー(色)を指定するときに使用する特殊な表記文字列。
詳しくは「HTMLの解説」−「3.背景色の決定」や「カラーサンプル」、「文字カラーピッカー」、「背景カラーピッカー」、「フル(全色)カラーピッカー」などを参照してください。
- キャッシュ
キャッシュとは、一度訪れたページを次回から高速表示できるように、そのページの情報を自分のパソコン内に取り込んでいる一時データのことを言います。
このキャッシュがあると、同じページなら画像のような重いデータなどを再び取得する必要がなく、パソコン内の情報を表示することにより高速表示することができるようになります。
また、インターネットに接続していなくても表示することなども可能になります。
- クォート風演算子
このサイトでは詳しく解説していませんが、「CGI(Perl)の解説」−「6.HTML形式の表示」に一部解説があります。
- クッキー
「HP作成の予備知識」−「11.掲示板などのクッキー(cookie)って何ですか?」をご参照下さい。
- クラッカー
語源は「Crack(ひび割れ、隙間に入る、壊れる)」。
相手のコンピュータに侵入し、データを盗んだり、改ざんしたり、壊したりする者のこと。
- クラッシャー
語源は「Crash(壊れる、砕く)」。
相手のコンピュータに侵入し、データを消したり、改ざんしたり、壊したりする者のこと。
クラッカーとほぼ同義。
- クリッカブルマップ、イメージマップ
画像の中の一部分にリンクが張られた画像。
HP作成ソフトによって、クリッカブルマップ、イメージマップ、ホットスポットなどと呼ばれる。
「HP作成の予備知識」−「10.クリッカブルマップ(イメージマップ)って何ですか?」も参考にしてください。
- 検索エンジン
大きく分けて、ツリー型(カテゴリー型ともいう)、ロボット型、その併用型がある。
Yahoo!に代表されるようなタイプをツリー型と言う。
Googleに代表されるようなタイプをロボット型と言う。
インターネット上のホームページを高速に検索するためのプログラム、そのためのデータを収集するプログラム、また、それらを検索するサイトなどを総称して言う。
【関連用語】 検索エンジン、ロボット型検索エンジン
- コンパイラ
実行形式の一種の呼び名。
人間がわかりやすいように記述したソースを機械(コンピュータ)が理解できる言葉(言語)に翻訳することを「コンパイルする」と言う。
このようにコンパイルされたものを「実行ファイル」と言い、この形式を作成できる開発言語のことをコンパイル言語と言う。
既にコンピュータが理解できる言語で実行するため、実行速度が速い。
しかし、いちいち「コンパイル」しないと実行テストができないという不便さや、開発手順や開発環境を理解しないとプログラムを作成できないという難しさがある。
- サーバー、ローカル
「CGI(Perl)の解説」−「1.CGIって何?」をご参照下さい。
- サムネイル
直訳で「親指の爪」。
たくさんの画像を表示したいとき、普通に表示するとデータ量が多いため処理に時間がかかったり、表示サイズが大きいため表示画像数が限られるときなどに使用する、元の画像サイズを小さくしたもの。
通常は、画像処理ソフトなどを使用し、表示サイズを小さくするとともにデータサイズも小さくするのが普通。
初心者などがよく勘違いするのが、表示サイズだけを小さくして、実際のデータサイズが小さくなっていない場合がある。
- スクリプト
主に開発形式の一種の呼び名。
特別な開発環境を必要としない、特定のサーバー上(仮想マシン、仮想サーバーも含む)で動作する、テキスト形式などの簡易的な記述により実行可能な言語。
WEB系であれば、HTMLなどのページに埋め込む形で記述されることが多い。
ほとんどがインタープリタ形式で、 記述も実行もソースコードのままというのが一般的。
作成やメンテナンスが容易で比較的取り組み易い。
- スカラー変数
「CGI(Perl)の解説」−「8.変数と繰り返し」をご参照下さい。
- セキュリティ
防犯、防衛など不正な行為から身を守ること
不特定多数の人物が行き来するネットの世界では、相手の情報を漏らしたり、改ざんしたり(書き換え)、消去などを故意や愉快犯的に行う人たちもいます。(ハッカー、クラッカーなど)
その人たちからも身を守る上でセキュリティは重要なものと考えていかなければなりません。
- セル
表組み(テーブル)をしたときの1つ1つの枠。
- 相対指定・絶対指定
相対指定は、自分と相手との位置関係(相対関係という)で記述することを言います。
自分自身の位置が変わった場合や相手の位置が変わった場合は、必ず変更しなければなりませんが、指定方法が短くてすむというメリットがあります。
絶対指定は、その指定先を完全な形で記述することを言います。
記述は長くなりますが、ホームページの構成を変更したり、ページを別のフォルダに移動した場合でも記述の変更をしないですむというメリットがあります。
注意点としては、ホームページ作成用ソフトの場合、絶対指定で記録される場合があります。
その時は、自分のパソコンはWEBサーバーではありませんので、次のような記述となりますが、
<a href="file:///c:/My Documents/homepage/index.html">
この記述は、CドライブのMy Documentsフォルダを覗くように指定されていますので自分のパソコンで動作してもサーバーにアップすると動作しなくなります。
相対指定か、正しい絶対指定に変更しましょう。
- 代替テキスト
何らかの理由で画像が表示できないときに画像の変わりに表示される文字。
画像が表示できないときや画像の表示が遅いときでもこの文字を確認することによりページ操作や確認ができるようになります。
- ダウン(ロード)
正式にはダウンロード、略してダウン。
サーバー側にあるファイルを自分のパソコンに取り込んでくることを言う。
ダウンする、落とすとも言う。
- タブ型ブラウザ
ページ(ウィンドウ)を複数開いた時、独立したウィンドウを開くのではなく、ひとつのブラウザウィンドウに複数のページが表示され、上部(あるいは下部)にインデックスのような「つまみ(タブという)」をクリックすることによりページ切替ができるようなタイプ。
ひとつのウィンドウにひとつのページは「SDI」と言い、タブ型のようにひとつのウィンドウに複数のページが表示できるタイプを「MDI」と言う。
- ダブルクリック
マウスのボタンを連続で2回押すこと。
マウスが動かないようにして割りと早く2回押す。
マウスが動いてしまうとドラッグになるし、押すスピードが遅いと単なるクリックになってしまう。
【関連用語】 ポインティングデバイス、クリック、ダブルクリック、右クリック、ドラッグ
- テキストエディタ
コンピュータで作成されたファイルには、大きく、テキスト形式とバイナリ形式があります。
テキスト形式とはそのファイルの記述が文字形式になっているもので、バイナリ形式とは実行ファイルや画像データなど文字ではないデータが記録されている形式を言います。
そして、このテキスト形式のファイルの内容を簡単に表示したり、編集したりする目的で作成されたソフトをテキストエディタといいます。【関連用語】 HTMLエディタ、テキストエディタ、ホームページ作成ソフト
- ドラッグ
マウスのボタンを押したままマウスを動かすこと。
ある特定の場所やアイコン、画像などを移動させる時や、画面上の一定の領域や複数のアイコンを範囲選択したりする時に使用する動作。
右ボタンを使用してドラッグを行うと操作後にポップアップメニューなどが表示され、左ボタンと違う動作を行うことができることもある。
【関連用語】 ポインティングデバイス、クリック、ダブルクリック、右クリック、ドラッグ