トップ > CGI(Perl)の解説

※ここの解説は、後になるほど省略されている場合がありますのでできるだけ順番に読んでください。

■ 1.CGIって何?

CGIとはCommon Gateway Interfaceの頭文字を取ったものです。
ホームページなどは、情報の閲覧だけですのでユーザからの要求があったとき指定されたページを単純に送信すればすみます。

ところが、あなたが作ったホームページに訪れる人たちの認証を行ったり、その人たちから情報を受け取ったり、その人たちへ情報を渡したりする場合は、状況に応じて処理の内容が変わってきます。

そのとき、ある目的に応じたプログラム(処理手順)を作成し、WEBサイト(サーバー)側で自動的に処理を行わなければなりません。
その時、WEBサイト(サーバー)側でいろんな情報を受け取ったり、送り返したりする仕組みがCGIなのです。
(正しい意味はそうではないんですが、解りやすくするためにこう説明しています。)

インターネット上でよく耳にするCGIには、アクセスカウンタ、掲示板、アクセスログ集計やアクセスログ解析などがあります。

ここで、次のような関係を必ず覚えて置いてください。

ホームページのあるWEBサイト (ホームページの情報を提供する側)
  サーバーとかホストリモートと呼ばれる。
    ↑
    ↓
自分のコンピュータなど (ホームページの情報を閲覧する側)
  クライアントとかローカルと呼ばれる。

■ CGI作成のために用意しておきたいソフト

圧縮・解凍ソフト

後述のTeraPadのようなフリーソフトのほとんどが、圧縮されて提供されています。
ところが、その中には自動インストールがついていなくて自分たちでインストールやセットアップを行わなければならないものがあります。
そのとき、必要なのが解凍ソフトです。

解凍ソフトは、フリーソフトに数多くのものがあります、筆者の独断と偏見で、よいと思われるのはeo、Lhaca、Lhasa、Lhaz、Lhmeltなどです。
ここの解説では「eo」を使って解説します。

圧縮・解凍ソフトの入手先

Vector(ベクター)などで「圧縮」と入力し検索してみてください。
このサイトの「HP作成に関するソフト」−「圧縮・解凍ソフト(フリー、無料)」でも詳しく解説しています。

テキストエディタ

CGIは、通常メモ帳などのテキストエディタを使用して作成します。

簡単なCGIであればメモ帳でも充分ですが、メモ帳は64Kバイト以下のファイルしか扱えなかったり、操作機能などが限られているため使い勝手がよくありません。
できれば、テキスト編集専用のソフト(テキストエディタ)を使用したほうがいろいろ便利です。

おまけに、ホームページなどのHTMLファイルのソース編集も行えますのでぜひ用意しておいたほうがいいでしょう。

テキストエディタも、フリーソフトにかなりの種類がありますが、筆者の独断と偏見でよいと思われるのはTeraPad、MKE、SOEVなどです。
その中でも、TeraPadが最もシンプルで機能も充実しているので一番いいと思います。

テキストエディタの入手先

Vector(ベクター)などで「エディタ」と入力し検索してみてください。
このサイトの「HP作成に関するソフト」−「テキストエディタ(フリー、無料)」でも詳しく解説しています。

FTPソフト

クライアント側のファイルをサーバーアップ(ロード)したり、サーバー側で作成されたデータをダウン(ロード)するFTP専用のソフト。

これがあると、CGIや画像などあらゆるファイルをクライアント←→サーバー間で送受信することが可能になります。
ホームページを作成したときのアップロードにも使用できます。

CGIサーバー側で不特定多数の人に実行されるので、セキュリティのため、個々のファイルに対して読込・書込・実行権(パーミッションという)などを指定しなければなりませんが、そのような、機能も持っています。

その中でも、FFFTPは有名で一般的にも広く名前が通っていて、いろんなサーバーでの推奨ソフトとなっています。

ただし、筆者は、FFFTPの代わりにRootFTPというマイナーなソフトを使用しています。
このソフトはFFFTPの操作とほとんど同じなのですが、フォルダ一覧表も表示され、使い勝手がいいのでずっと使い続けています。

FFFTPの入手先

Vector(ベクター)などで「FFFTP」と入力し検索してみてください。
このサイトの「HP作成に関するソフト」−「FTPソフト(フリー、無料)」でも詳しく解説しています。

HTTPD

クライアント側でサーバー機能を起動できるソフト。
CGIなどは、クライアント側で実行できないため、必ず、サーバーアップしてサーバー側で実行テストを行うこととなります。
しかし、それでは時間がかかりすぎるし、電話料金もかかります。(フレッツISDNなどに入っていれば別だが..。)
そこで、このソフトを起動すれば、自分のパソコンがサーバーと同等の環境になるため、サーバーに接続しなくてもCGIのテストができるようになります。

HTTPDの入手先

HTTPDの入手先ホームページ
このサイトの「HP作成に関するソフト」−「WEBサーバー(フリー、無料)」でも詳しく解説しています。

Active Perl

CGIはいろんな言語で作成できますが、その中でも一般的でわかりやすい言語がPerlです。
書籍やホームページ上のサンプルのほとんどがこのPerl言語で記述されています。
このPerl言語で記述されたCGIを実行するために必要なソフトです。

Active Perlの入手先

ActiveStateのホームページ
このサイトの「HP作成に関するソフト」−「スクリプト言語、CGI関連(フリー、無料)」でも詳しく解説しています。


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