※スタイルシート、スタイル属性の詳しい解説は、「HTMLの解説」にあります。
■ metaタグについて
metaタグとは、ページのhead句内に記述し、そのページに関する様々な情報をブラウザや検索エンジンに教えます。
様々なものがありますが、よく使用するものに絞って解説します。
なお、metaタグについては、タグ辞典や解説サイトにより説明が統一されてない点が見られます。
したがって、私が知りうる限りの解説をしていきます。
- 記述言語
-
<meta http-equiv="content-language" content="ja">
ページに使用されている言語セットを明記します。
日本語→「ja」
英語→「en」
- 文字コードの種類
-
<meta http-equiv="content-type" content="text/html; charset=UTF-8">
ページに使用する文字コードの種類(charset)を明記します。
※..「charset」とはCharactor Setの意味です。
「shift_jis」→Shift JIS(シフトJIS)コード
「euc-jp」→EUCコード
「iso-2022-jp」→JISコード
「utf-8」→UTF-8コード
タイトル文字がアルファベットだけで記述されているようなページで本文の文字が文字化けをしているページを見たことがあるでしょう?
そのほとんどが、上記のようなmetaタグを記述すれば直ります。
- キーワード
-
<meta http-equiv="keyword" content="初心者,ホームページ,作成">
<meta name="keywords" content="初心者,ホームページ,作成">検索エンジンに拾って欲しいキーワードを
「,(カンマ)」
で区切って記述します。
キーワードの指定方法は2種類あるようなのですが、タグの解説サイトでは「name="keywords"」
の方で解説しているのをよく見ます。
しかし、私が持っているタグ辞典及びかなり有名なロボット型検索エンジンへの登録サイトは「http-equiv="keyword"」
の方をキーワード記述として解説しています。
現在のところ、どちらで記述すべきか結論が出ていません。
- ページの解説
-
<meta name="description" content="初心者のためにホームページの作成方法をサンプルを交えながら語り口調で解説しています。">
検索エンジンの検索結果に表示される文字を指定します。
補足)
Googleに代表されるロボット型検索エンジンの最近の傾向として、特に上記2つのmetaタグを参照せず、本文重視になって来てます。
これは、以前に、これらのmetaタグの内容がページに表示されないため、検索結果の上位に表示されんがために、同じキーワードを連続記述するなどの不正な検索エンジン対策を行ったページが続出したためです。
- 検索方法を制限する
-
<meta name="robots" content="index,nofollow">
ロボット型検索エンジンのページ参照の許可・禁止を指定します。
複数、指定する場合は「,(カンマ)」で区切って記述します。
「all」→現在のページ及びリンクされてるすべてのページの参照を許可します。
「index」→現在のページの参照を許可します。
「follow」→リンクされているページの参照を許可します。
「none」→現在のページ及びリンクされてるすべてのページの参照を禁止します。
「noindex」→現在のページの参照を禁止します。
「nofollow」→リンクされているページの参照を禁止します。
- 製作者(作成者)
-
<meta name="author" content="atom">
ページの作成者を明記します。
- 著作権情報
-
<meta name="copyright" content="atom">
ページの権利を所有している人物や団体を明記します。
- 連絡先
-
<meta name="reply-to" content="aaa@bbb.ccc.com">
そのページの所有者の連絡先(メアドなど)を明記します。
- 製作年月日
-
<meta name="build" content="2004/4/1">
ページを作成した年月日などを明記します。
- キャッシュの無効化
-
<meta http-equiv="pragma" content="no-cache">
<meta http-equiv="cache-control" content="no-cache">
<meta http-equiv="expires" content="0">
- ページの有効期限
-
<meta http-equiv="expires" content="Sun, 5 May 2004 00:00:00 GMT ">
ページの有効期限を指定します。
上記の例は、そのページの有効期限を2004年5月5日と指定しています。
- 自動ページジャンプ
-
<meta http-equiv="refresh" content="10;url=entry.html">
指定された秒数の後、指定されたページに自動的にジャンプします。
上記の例は、10秒後に「entry.html」にジャンプします。