■ スキンボードの解説 |
さて、メッセージボードもようやく日の目を見、使用し続けていました。 そして、自分でも使用しながら、使いにくいところを改良し続けました。 メッセージボードは前述したとおり、スキンで動いていませんでしたので、どの掲示板も同じデザインでした。 それでも、まだまだ改良点がいくつか出てきましたし、新しい知識や機能の勉強にいそしんでいました。 そして、メッセージボードの機能がほぼ充実してきたら、また、デザインが気になりだしました。 その頃には、いろんなHPも訪れたりして少し目が肥えてきたというのもありますし、新しい機能を知ったということもありました。 心の中に「やっぱり、スキンがなくちゃダメだ〜!!」と、再び、熱い思いが湧きあがってきたのです。 そこで、作り始めたのが次の新しい掲示板「CGIボード」だったのです。 このときは、まだ、「本当にデザイン部分を独立させて思ったようなことができるのか?」という自分への問いかけもありましたから、スキンという名前を使用することに、まだ抵抗がありました。ともかく、作ってみようと.. そして、そういう不安の中、CGIボードの作成に着手したのです。 もちろん、スキンの骨格もまだ見えてませんでした。 なんとか、HTMLファイルを解析しながらメッセージを埋め込んでいくのがやっとでした。 まずは、1つのスキンが動かせること、その次に別のパターンのスキンが使用できること、この2点に絞って徹底的に、見直しや制作を行っていきました。 ところが、今度は予期せぬ新たな問題が発生したのです。 スキンについては、最初から考えてましたからそれはそれでよかったのですが、2つ目のスキンを作ろうとしたとき、自分の掲示板は表向きのデザインを変えればそれで済むというわけには行かなかったのです。 そうです、スキンだけでなく、全然別のデータをも同時に読み書きをしないといけないという新たな問題が発生してしまったのです。 これは、予想外でした。 そのときには、CGIボードの骨格もほぼ完成し、最初のスキンでのテストもほぼ終わってましたから、こんな根本的な問題をいまさら解決するなんてことは、今まで行った作業をすべて見直さないといけないくらい、根幹にかかわる、大きな問題だったのです。 これには、頭を抱えました。 せっかくスキンが使えるようになってもCGIを変更しない限り解決できない問題だと悟ったからです。 解決する方法は2つ。 1.このまま我慢して、スキンのみ使用し、データの部分はCGIの改造により対応する 2.現在のCGIをすべて見直して、その問題も解決するようなCGIを作成しなおす しかありません。 今まで費やした苦労が水の泡になるのはどうしても納得がいかず、とった方法は、1.でした。 CGIボードもほとんど完成していたので、一から組みなおすことにより不要なトラブルを避けようとしたのです。 そうして完成したCGIボードは、また、心の中に不満を持ったままの船出となったのです。 |