※スタイルシート、スタイル属性の詳しい解説は、「HTMLの解説」にあります。
■ 動画について(アニメーション、映像、ムービー)
ひと口に動画といっても、インターネット上にはさまざまな動画があります。
そのうちよく使用されるものについて解説します。
◆アニメーション(GIFアニメーション)
静止画像を何枚か重ねてそれらを1枚ずつ表示させることによりあたかも動いてるように見せる方法です。
『パラパラアニメ』はご存知でしょうか?
ノートの端っこに少しずつ違う絵を描いておき、そのノートをペラペラとめくっていくと絵が動くように見える、あの手法です。
インターネット上では、GIF画像を重ねて作ることからGIFアニメと言われています。
作成するためには専用のソフトがいります。
動画の中では最も軽いのですが、コマの枚数分の画像が必要なため、複雑なアニメーションをさせると、その分ファイルサイズが大きくなっていきます。
GIF画像の圧縮技術はunisys社が特許を持っていて、GIF画像を加工するためにはunisys社に特許料を払わないといけないため、現在、フリーソフトでは作成できません。
unisys社の特許権は期限が完了しました。
今後、フリーソフトでも作成や編集加工できるものが増えてくるでしょう。
シェアソフトには作成できるものがあります。
また、市販のHP作成ソフトにはGIFアニメーションを作成できるソフトが付いているものもあります。
- 【記述サンプル】
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<img src="anime1.gif">
※.GIFアニメはその作成方法が違うだけで、一般の画像と全く同じ扱いになります。
◆映像、ムービー(ビデオカメラ、デジタルカメラ、携帯電話)
この動画の中にはさまざまな種類があります。
ただし、インターネット上(ホームページ)で使用できる動画の種類は限られています。
HPに直接貼り付けて使用できる画像で、私が確認できているものは「avi」形式と「mov」形式です。
ビデオカメラ、デジタルカメラ、携帯電話で撮った動画が使用できるかどうかは、一度パソコンに取り込んでみて、拡張子を見ればすぐにわかるでしょう。
- 【記述サンプル】
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【aviファイルの場合】
<embed src="grp0001.avi" width="300" height="200" >
【movファイルの場合】 <embed src="grp0001.mov" width="300" height="200" >
また、相手のパソコンにその映像を再生できるソフトが入っていれば次のようにそのファイルにリンクを張る方法もあります。
この場合、その映像はブラウザの標準機能やプラグイン(拡張機能)に委ねられる形となります。
ブラウザが処理できない場合は、自動的にダウンロードのメッセージが表示されます。
- 【記述サンプル】
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【aviファイルの場合】
<a href="grp0001.avi" target="_blank" >
【movファイルの場合】 <a href="grp0001.mov" target="_blank" >