※一度説明した内容は後になるほど簡略して解説されてる場合がありますので、出来る限り順番に読んでくださいね。

■ クリスタルボールの作成2

前回、「クリスタルボール」と言いながらあまりクリスタルっぽくなかったですかね?(苦笑

では、今回、もっと本格的なクリスタルボールを作成してみましょう。
ただし、そのためにはPictBearの標準機能だけでは無理なので、プラグインを追加します。
他にもいろいろ方法はありますが、できるだけ少ないステップでそれなりに見える方法を解説します。

今回使用するプラグインはフィルタプラグインの「模様フィルタ」−「チェッカー」、「変形」−「球」、「カラーフィルタ」−「単色効果」の3つです。
フィルタプラグインは、「BearFactoryのホームページ」で入手できます。

今回の出来上がりは次のような感じです。
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◆立体的に見える球体(ボール)の作成

1.まず、新しいキャンバスを「幅 300px、高さ 300px」で作成したら「レイヤー」「新規レイヤー」をクリックします。
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2.パレットから「#FFAA25」の色を選択し、「描画ツールバー」「塗りつぶし長方形」をクリックし、キャンパスの左半分を塗りつぶします。
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3.そのまま「フィルタ(T)」−「模様」−「チェッカー...」をクリックし、「横サイズ(H)」、「縦サイズ(V)」ともに「12」をセットし、「OK」ボタンをクリックします。
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4.キャンバスは次のようになります。
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5.再び、「新規レイヤー」を作成し、パレットから「黒」を選択し、「描画ツールバー」「塗りつぶし楕円」をクリックした後、キャンパスのやや上方部に正円を描画します。
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6.次に、「レイヤー」の今描画した「レイヤー2」を非表示にし、コマンドメニューの「選択範囲(S)」−「不透明部分の選択(T)」をクリックし、続けてチッカー背景の「レイヤー1」を選択後、「フィルタ(F)」−「変形」−「球」をクリックします。
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7.さらに、「新規レイヤー」を1つ作成したら、パレットから「#FE00FE」を選択し、コマンドメニューの「編集(E)」「塗りつぶし(F)」をクリックします。
※この時キーボードの「BackSpace」キーを使っても可能です。
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8.次に、そのまま「新規レイヤー」を1つ作成し、「描画ツールバー」「グラデーション」をクリックします。
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9.そして、「オプション」「グラデーション」の設定値を次のように変更します。
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10.次に、パレットから「白」を選択したら、次の図のような位置を参考にマウスでドラッグします。
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キャンバスは次のようになります。
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11.次に、今描画した「レイヤー4」を非表示にし、コマンドメニューの「選択範囲(S)」−「不透明部分の選択(T)」をクリックしたら、選択範囲を1ドット(1ピクセル)上に移動します。(見た目は変わらないように見えます。)
※PictBearのバージョンが「RC4」以上ならキーボードのカーソルキー「↑」を1回押すだけです。
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12.その後「レイヤー3」を選択し、コマンドメニューの「編集(E)」−「削除(D)」を1回行った後、このレイヤーの「不透明度」「80%」ぐらいまで下げます。
「編集(E)」−「削除(D)」はキーボードの「Delete」キーを使っても可能です。
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13.次に「選択範囲(S)」−「選択範囲の解除(N)」後、「新規レイヤー」を1つ作成し、パレットから「白」を選択した後、「描画ツールバー」「グラデーション」をクリックして、次の図のような位置を参考にマウスでドラッグします。
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キャンバスは次のようになります。
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さらに影も付けておきましょう。

◆クリスタルボールの影付け

14.新しく「新規レイヤー」を1つ作成し、パレットから「黒」を選択した後、「描画ツールバー」「塗りつぶし楕円」で次のような細長い楕円を描きます。
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15.今作成したこのレイヤーを非表示にしたら、コマンドメニューの「選択範囲(S)」−「不透明部分の選択(T)」をクリックし、続けてコマンドメニューの「選択範囲(S)」−「境界のぼかし(B)...」をクリックし、ぼかしの大きさに「24」を指定し、「OK」ボタンを押します。
作成するボールの大きさに応じてぼかしの数値は変更してください。
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16.そのまま、新しく「新規レイヤー」を1つ作成した後、パレットから「#FF25FF」を選択し、コマンドメニューの「編集(E)」「塗りつぶし(F)」をクリックします。
※この時キーボードの「BackSpace」キーを使っても可能です。
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17.そのまま、「レイヤー」「背面に移動」をゆっくり4回クリックして、「レイヤー3」の下に移動したら、「不透明度」「75%」ぐらいまで下げ、コマンドメニューから「選択範囲(S)」−「選択範囲の解除(N)」をクリックすればクリスタルボールは完成です。
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このクリスタルボールの色を変更する場合は、「フィルタ(F)」−「カラー」−「単色効果...」を使用して色変更をします。

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◆ 用語の説明 ◆
プラグイン 「HTMLサンプル」−「サウンドについて(音声、音楽、BGM、MIDI、wav)」を参照してください。
ドラッグ マウスの左ボタンを押したまま、マウスを動かすことを言います。

■ デザインテンプレート ■


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